概要
Excelで万年カレンダーを作ろう!
※タップすると詳細を開きますExcelは、表作成のためのアプリではなく、表計算やデータベースとして利用するアプリです。そのため、計算させたりデータを集計するための多彩な関数が用意されています。Excelは自動的に計算してくれますが、最初から自動的に計算してくれるわけではなく、私たちが「与えた指示に従って」自動計算してくれます。ですから、私たちが誤った指示を出すと、Excelは忠実に誤った回答を表示してくれることになります。このように考えると、Excelは私たちの一番身近にある「プログラミング」アプリともいえます。
プログラミングするということは、計算させる手順を自分で設計しなくてはならないということです。「なんとなく」やっていても正しい計算結果・集計結果は出せません。Excelをうまく使えないのは「うまく設計できていないからなんだ」ということに気付くことがExcelを使いこなすための第一歩です。
「Excel万年カレンダー」の授業では、そういったExcel独特の規則や手順を知って、わずか4桁の西暦を入力するだけでその年のカレンダーをイッパツ表示させるためにはどのようにすればよいかという「設計」の仕方を学びます。
自分が行いたい操作を分解するところから始めて、「セルの参照」とはどういう意味なのか、計算式をコピー(オートフィル)するコツは?、関数とは何なのか、一歩ずつ理解を深めていきます。
魔法のように思える「万年カレンダー」ですが、しっかりと作業を分解し、一つ一つの計算式を正確に積み上げていけば、初心者の方でも自動計算させることができるようになります。
この授業を通して、ぜひExcel本来の「プログラミング思考」を体験していただければと思っています。
授業内容
初級者の方
授業回数はご希望により変更できます。1回目のみでもOK!
1回目
セル番地の読み方
セルの列や幅の調整の仕方
印刷レイアウトの設定の仕方(余白の設定の仕方)
セルの結合の仕方
セルへの文字の入力の仕方と位置の揃え方
計算式の入力の仕方(「=」の意味)
セルの参照の仕方
セルの書式設定の仕組みと日付表示の仕方
範囲指定の仕方とオートフィルの使い方
文字色、セルの色の付け方、変更の仕方
画像ファイルの挿入の仕方とスタイル適用の仕方
シートのコピーの仕方
画像ファイルの入れ替えの仕方
ファイルの保存の仕方
2回目
日付を自動表示させるために必要な操作を考える
「関数」とは何か
日付関数(DATE、WEEKDAY)の説明と入力
論理関数(IFS、IF)の説明と入力
3回目
日付関数(EOMONTH)の説明と入力
検索関数(VLOOKUP、MATCH)の説明と入力
情報関数(SHEET)の説明と入力
シートのコピーと削除、シートの名前の変更の仕方
誤りがないか確認する
4回目
Excelカメラの機能説明
Excelカメラの使い方と貼り付け方
中級者の方
授業回数はご希望により変更できます。1回目のみでもOK!
1~2回目
印刷レイアウトの設定とカレンダー外形の作成(初級者の方の1回目の内容を自力で作成していきます)
日付を自動表示させるために必要な操作を考える
「関数」とは何か
日付関数(DATE、WEEKDAY、EOMONTH)の説明と入力
論理関数(IFS、IF)の説明と入力
検索関数(VLOOKUP、MATCH)の説明と入力
情報関数(SHEET)の説明と入力
シートのコピーと検証
2~3回目
Excelカメラの機能説明
Excelカメラの使い方と貼り付け方